エール薬局大井町店(東京都品川区)

フリー薬剤師.comでは、夢を追いかけている薬剤師・薬学生を応援しています。
また、夢を持つ薬剤師を応援する薬局経営者も紹介をしていきたいと考えています。
志の高い薬局を中心に、素敵な薬剤師になれる。人としての成長ができる。そんな薬局をフリー薬剤師.comでは
インタビュー形式で紹介をしていきます。
共感・共鳴できた薬局には勇気をもって一歩踏み出してみてください。小さな一歩が人生を変えるきっかけになると思います。今回、東京都品川区にある”エール薬局大井町店”の市村祥さんに取材しましたので、夢を叶えたい薬剤師さんにとって素敵なベンチャー企業と感じて頂けたら嬉しいです。

_____本日はよろしくお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

_____まずは薬局を開局されたきっかけを教えてください。

創業者である渡辺は調剤薬局チェーン店のマネージャー経験を生かし、理想的な薬局を作りたいと思っていました。法令遵守や地域医療への貢献について大手企業では困難なことを小規模な薬局で実施したいと考えていました。 そんな時に以前より尊敬していたクリニックの院長にお誘いいただき、そのクリニックの近隣に1号店を開業しました。

_____今取り組まれている事業を教えてください。その中で一番注力されている取り組みはありますか?

当社は創業3年の若い会社です。現在グループ全体で、調剤薬局事業以外に派遣事業、コンサルタント事業、海外事業を運営しています。2018年より、医療法人翔青会と農業法人スカイアグリをグループに加えました。また薬局の理想を叶えるためにIT事業を本格的にスタートしました。私たちはまだ若い会社ですので、何が得意なのかを見極めながら事業を拡大して行きます。最も注力している事業は2019年より本格的にスタートさせるIT事業です。そこで提供されるシステムは、理想の薬局を作って行くためにも重要なシステムになると思います。

_____エール薬局様について、どのような薬局か教えて頂けますか?

調剤薬局の現状をここでも書かせて頂いていますけれども、超高齢社会もあり国の医療費が増大していくなかで、現在の形態のままの調剤薬局として運営していくことに対して危機感は多分渡辺をはじめうちの従業員は全員持っています。
調剤報酬の減算が続く中でスタッフの給料面は現状を維持できなくなり、抜本的な人員配置の見直しにより働きがいや働きやすさが減ってしまう事が容易に予測されます。
当社としてこのままではいけないということで事業の多角化を進めながら薬剤師全体のキャリアパスの拡大という形で農業やIT事業、飲食業を展開し提案していきます。
ちなみに今期は農業の売上が、薬局3店舗の売上を抜くようです。
薬剤師だけでなく、薬剤師の職能に絡めたスキルをもう一つ持つことにより、もし薬剤師の平均所得が下がったとしても、現在以上の生活水準を保つ事ができる仕組みを作っています。
薬剤師x〇〇を本気で作ってます。

薬剤師x助成金補助金
薬剤師x農業用資材販売
薬剤師x薬膳料理プロデュース
薬剤師xマッチングリクルートサービス運営

など様々な形で収入を得てる方もいますし、
私は
薬剤師x派遣コーディネーター
として二つ目の財布を持ってます。

また、皆に個人会社を作ることを推奨してます。
薬剤師x〇〇と言ってるだけの方が多い中で、本気で実践してるのは当社くらいなのではないでしょうか。

_____逆に患者さんにとってみるとどういう風に見られているんですか?

残念ながら、社会課題解決事業に様々な支援をしてる点、薬局内のイベントが多い点以外は普通の調剤薬局と変わらないと思われてると思います。
当社としては調剤薬局に関しては患者さんの居心地のいい環境を作っています。
パーソナルスペースの確保、薬局のバリアフリー化、薬剤師や患者さんの声が他の方に聞こえないような工夫をしてます。
一番こだわっているところは、受付から薬を出すまでの待ち時間です。平均5分を切ってますので、優秀な薬局だと思います。
それ以外では今まで皆さんが見て来られた調剤薬局と大きな違いはないです。

_____薬局内を拝見させて頂くと女性の患者さんが多いのかなと。

1号店は京浜東北線、大井町線、りんかい線の3線が通る大井町駅から徒歩1分の場所ですので、通勤、通学の方も多いですが、住んでる方も多い地区です。日中は女性の方が多いですね。逆に18時以降は男性の方が多くなります。全体の男女比率でいうと男性と女性半々ぐらいだという認識があります。

_____そういった形で大きく展開されている会社であるかと思うのですが、市村さんから見た渡辺社長についてお話を伺ってもいいですか?

元々彼は私の前職での上司だったのですが、その頃から様々なプロジェクトを一緒にしてました。彼は独立後、大きなビジョンをかかげ、事業として調剤薬局の枠を越える事業を様々展開していきました。
独立から半年後、私も渡辺のチームに加わりました。
入社後も、この時代の大転換期における「実践」する事の重要性を皆で共有しながら、薬剤師集団だからこそ大きな価値を生み出せる新事業への挑戦が続きます。
拡大する事業として農業、IT事業、飲食業、海外事業の分野に現在は力を入れています。
渡辺の一番魅力的なところはバイタリティの高さだと思います。普通の薬局の社長では関われない案件をたくさん持ってます。
飲み会や雑談の中で「やる」「やらない」「ペンディング」を皆で決めていきます。
満場一致の事業は失敗しないとよく渡辺は言ってます。

_____決断が速いですか?

速いですねー取り敢えずやってみるだけやってみてやっぱり向かないものはすぐに決断します。
実行から半年で売却した事業体もありました。
私たち経営陣がするもっとも重要な仕事は決断だと思います。決断とは「やる」「やらない」「ペンディング」のどれかになりますが、その判断基準の精度を上げるべく日々研鑽してます。リスクヘッジもしっかり出来ている社長なのかなとは思います。

_____薬剤師として市村さんが持っている理念はありますか?

「いかに仕事を楽しめるか」です。ただ単に楽な仕事をするという訳ではなく、楽しく仕事するために従業員も巻き込んで雰囲気よく働けるような環境を作っていくよう意識しています。従業員同士でフォローし合いながら声掛け、時に雑談をしつつコミュニケーションを取っています。まずは身近なところから雰囲気が良くなれば、その輪は広がっていくものだと思っています。その時間確保のためにも、調剤業務をいかに効率的に、シンプルにできるかを考えます。その効率化もみんなで楽しんで進めていっています。

_____では、市村さんが経営陣の1人として最も大切にしていることはなんですか?

患者さんや取引先の方々とのご縁です。
多分私だけではなく渡辺や会社全体としてその考えは強いと思います。
患者さんとより深いご縁となるよう、患者さんのために何ができるかを常に考えてます。
現状では処方箋をお持ちいただき、薬を渡してそれで終わりとなっている薬局が大多数だと思います。そこで服薬指導後のフォローができるシステムを企画開発しました。
LINEなどの通信サービスを活用し、薬を渡した後も患者さんに薬の「効果」「副作用」「アドヒアランス」を確認できるものを作りました。それにより処方箋がない方でも気軽に薬局とやりとりができるようになりました。更に薬局の作業的、金銭的な負担を大きく削減したシステムになります。
これから大ヒットするサービスになると思いますが、当社で運営するよりももっと営業力のある企業の方がより広められるとの判断から、発売前に売却し、協力会社になり、社会課題を解決するためのシステムになるようにしています。
取引先の中でも薬局コンサルタント先が4社あり、全てと良好な関係を気付いているところにも当社の魅力を感じます。
取引のある薬局には離職率の高い薬局が多いので、相性就職ができるシステムであるマッチングリクルートサービスを2019年7月にリリースするようです。
それにより、離職率の低下と薬剤師採用コストの低減を目指します。

_____スカイファルマグループが求める薬剤師の理想像を教えてください。

我々がやろうとしている事は迫り来る大転換期に対応できる新しい事業モデルです。農業でも農薬を使う方法しか知らなければ、世界水準の無農薬が義務付けられたら、その時点でその農家は倒産してしまいます。薬局も現状の方法しか知らなければ、その薬局は消えて行くことになります。そうならないためにも熱意があり、薬剤師の今後に対してきちんと危機感を持っている方が大事だと思います。 仕事をする上で自分がわくわく・ドキドキするような事をやっていく事が重要です。今のマンネリした業務では満足できないと言う方とぜひ一緒に仕事をしていきたいです。人生は一度きりですから仕事も楽しまないと!薬剤師の多様化を進めていく中で、薬剤師としての専門的な知識を高めていくにしても、専門外の仕事をするのも土台がないと仕事ができません。薬剤師が輝けるような、素敵な業界にしていきたいと思います。

_____最後に一つお聞きしたいんですけど、渡辺社長からも頂いているコメントで人生一度きりです、と。市村さんにとって将来の目標というか会社をどうしていきたいというか、大きな掲げているところ、着地地点・ゴールというものはどういったところを見据えて今動いておられるのでしょうか?

上場を目指しています。

_____おぉ!はい。

現在、調剤薬局だけでの上場は難しいという認識は私にもあります。
別事業を手掛ける中で企業規模の拡大と新規性、社内事業のシナジー効果など生み続ける必要があります。
新しいことを始めるワクワク感って良いですよね。
ワクワクしながら、事業が拡大して上場できたら面白いじゃないですか。
そういったところで上場が皆の夢になっているのかなと思います。

_____通常の調剤薬局さんが見ている目標のさらにその先を見ている感じですね。

そうですね。それは多分あると思います。

_____おもしろいですね。

その流れの中で薬局業界全体がこういうふうに活発になればいいのかなぁと。

_____業界自体も。

はい、そうですそうです。最近薬局業界に良いニュースが無いので、このままだとたくさんの調剤薬局がなくなると思います。診療報酬だけに頼るのではなく、この業界の先駆けとしてこういったビジョン、仕事の働き方もあるよっていうことを提案できるような会社にできればいいのかなとは思っています。

_____働き方の多様性ですね。

そうですね(笑)

_____ありがとうございます。

ありがとうございます。

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(インタビュー:編集部)

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