薬局・なくすりーな(茨城県古河市)

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また、夢を持つ薬剤師を応援する薬局経営者も紹介をしていきたいと考えています。
志の高い薬局を中心に、素敵な薬剤師になれる。人としての成長ができる。そんな薬局をフリー薬剤師.comでは
インタビュー形式で紹介をしていきます。
共感・共鳴できた薬局には勇気をもって一歩踏み出してみてください。小さな一歩が人生を変えるきっかけになると思います。今回、茨城県古河市にある”薬局・なくすりーな”の経営者”吉田聡”さんに取材しましたので、夢を叶えたい薬剤師さんにとって素敵な薬局と感じて頂けたら嬉しいです。


_____最初に薬局の紹介、また薬局名に込めた想い、そして吉田さん自身の自己紹介をお聞かせいただけますでしょうか。

今、薬局・なくすりーなという名前で茨城県古河市でやらせてもらっています。薬局の名前に込めた想いというのは「なくす」と「くすり」と「いいな」、この三つの言葉を合わせて<なくすりーな>という薬局名にしました。

これ、よく誤解されがちで、結構攻めている名前だなとよく言われるんですよ。薬剤師なのに薬をなくしちゃうの?とか言われてしまうんです。もちろん最終的にはそうする方が良い場合もあるけど、薬剤師として働いて全部の薬がなくせるかというとそういうわけではないということも、もちろんわかっています。一つの想いは、いらない薬はなくしたいよねということなんですよ。

そして、必要か不必要かを見極める役目というのが薬剤師にあると思っています。もちろん、それは自分達だけで成し得ることじゃなくて、お医者さんや、家族の方だったり、ご本人さんにお願いすることだったりします。あと、なくしたくない人の薬をなくすことはしなくてもいいと思っています。

これも結構難しいところではあるんですけど、薬を飲みたいという需要もあるわけですよ。生活習慣病だったら、血圧の薬をなくすためには、もちろん運動するとか食事を減らすとか塩分を減らすとかあるんだけど、このままの生活でいたいんだっていう人に、そんなこと言っても無駄なんですよね。

それは、その人の人生だから。それは飲んでもらった方がいいというのもあるけど、そうじゃなくて、その人がもし薬を減らしたいと思った時には、そういう手助けができるようなサポートをするという想いを込めて<なくすりーな>という名前にしたのがひとつです。

あと、もう一つは薬における不安をなくしたいなと思っています。やっぱり薬は間違いなく副作用があるって事は、誰もが知っているんだけど、特にどんな副作用があるか知らない薬を飲むわけですよ。患者さんにとっては初めての薬ということは不安があるんですね。

初めての薬だから、人にはよるんだけど、この薬は飲んでいて大丈夫なの?とか、強いの?とか、よく聞かれる質問の一つなんですよ。薬によっては、ある程度強い弱いというのもあるんだけど、薬剤師からしたら、副作用が強いから効果が強い、ではありません。でもそれってなかなか一般の人に伝わらないから、そういうのをなくして飲んで治療に不安なくあたって頂くようにしたい。あと、普段なんか調子が悪いなとか、これって副作用かなと思ってすごく不安になると思うので、そういう時に寄り添っていけるような薬局にしたいなと思ってこの名前にしました。

_____ありがとうございます。吉田さん自身のことについてもお聞かせいただけますか?

そうですね。自分がここの薬局に来るまでは薬剤師としての初めの仕事は、ドラッグストアに1年ぐらいいました。そこでは、たまたま社長がどこかへ逃げたということがあって、ドラッグストアを辞めました。その後、アインさんの方で3年間お世話になりました。両方とも北海道なんですけどね。

薬剤師のキャリアとしては、新卒の私がドラッグストアに入って、特に何も教えられずにやっていたドラッグストアだったんです。良く言えば自由だけど、社会人経験としては何も学べなかった。先輩も誰もいなくて、とにかくパートさん3人ぐらい与えられて、あとは日常の業務をこなして、売上を上げる。雑な指示だけ与えられていました。だから社長は消えちゃったんだけど(笑)

そこに1年いたことは、それはそれで良かったんだけど、薬剤師としてはあまり学べなかったかなと思います。人との接し方は学べたと思うんだけど、薬剤師としての知識や技術の向上には役に立っていなかったかもしれない。

3年間の調剤薬局では、すごく基礎を叩き込んでもらいました。それはすごく良い経験となっています。そこに3年間いたあとに、病院に契約社員として2年間行きました。病院の薬剤師をやってみようかなっていうそんな単純な理由ではあったんだけど、せっかくドラッグストアも経験してきたし、調剤薬局も経験してきたから、病院も一回ぐらい経験したいなと思って入りました。

そこで知ったのが患者さんの状態によって、自分たちが使う知識って違ってくるんだなってことですね。病院にいる患者さんは、言い方が悪いかもしれないけど死に一番近い人、もちろん回復する人も大勢いますが、状態としたらかなり悪い人がいるんですね。

調剤薬局で接する人というのは、多くは慢性の病気で普段は元気な患者さん。そんなに体の不調はないけど、病気を抱えている、病気と付き合っている人。その時に気付いたんだけど、ドラッグストアは病気になる前とか健康を維持したい人。そんな形で違ってくるから、そうなったら薬剤師が使う知識も違うんだなと気づきました。それは病院に行ったからこそ、体感した感じかな。なんとなく今までわかってはいたけど、行ったからすごく理解できたという感じです。

その後、また調剤薬局には戻るんだけど、本当にたまたまですが、茨城で開局のお話があって引き継がせていただいたという経緯ですね。開局の時、何かをやりたくてきたというよりも、ちょうどいい話があったからやらせていただいたという感じですね。でも、やり始めてからの方が、すごく色々考えるようになりました。

_____おいくつの時に開局されたのですか?

34才の時かな…だと思う。

_____34才での開局というのは、若い方なのですか。

どうだろう…当時では若い方かもしれないけど、今では普通かもしれません。

_____そうなのですね。開局されている薬剤師さんで”ドラッグストア””調剤薬局””病院薬剤師”の3フィールドを経験した方はやはり少ないのでしょうか。

そうですね。自分の場合は逆の流れでドラッグストアから入ったから珍しいかもしれませんね。ドラッグストアから調剤薬局に行く薬剤師はいたとしても、そこから病院まで行く薬剤師は、あまり聞いたことはありません。

よく、大変だったでしょ?って聞かれるんだけど、そんなことは一切無くて、どこに行っても勉強をする必要はあるんですよ。扱う薬や知識がそれぞれまったく違うから当然ですよね。

例えば、病院薬剤師が調剤薬局に行ったからといって楽かというとそうでもないですよ。特に婦人科領域とか、皮膚科領域とか今まで受け持っていた診療科で使ったことがなければ全然知らないので、本当に使う知識が違うと思います。あと、レセプトに関しては殆ど扱わないから一から勉強しないといけないですね。

ドラッグストアは、一般薬もそうだけどサプリメントとかもそうだし、そういうことを知らないといけないわけだから、調剤薬局ともまた知識が全部違うイメージですよね。病院の方が難しい薬を扱うイメージがあるから、何となく大変そうと思われるけど、それぞれ勉強する量は対して変わらないと思います。

_____ドラッグストア、調剤薬局、病院、この3つの業種はそれぞれ患者さん(お客さん)に対する姿勢というのは違うものなのでしょうか。環境によってとくに神経を使うとかありますか?

どこの場所でも神経は使いますよね。まぁ、自分の場合はドラッグストアの経験は1年だから、長く勤めているドラッグストア経験者の方には恐れ多いんだけど、それぞれちょっと違うところに神経を使うかな。ドラッグストアは。例えば在庫管理とか接客に特に重点を置く感じですね。

病院だったら、環境がピリピリしながら仕事をしているというイメージがあるかもしれないけど、それは薬によるかなーというだけで、薬局でも今だったら在宅の麻薬とかも普通に扱ったりするから、扱う薬によって結局ピリピリするかなという気がします。あとは患者さんの状態にもよるから、やっぱり辛い人へどういう風に話しかけるかなど、同じ話し方にはならないように気を使いますね。患者さんによってフェーズは違うけど、やっぱり神経を使わなければいけないというのは一緒だから、自分としてはそんなに変わらないかなという感じですね。神経を使うところが違ったりはするけど、それぞれ薬剤師の知識を学ばなければならないというのは変わらない話です。

_____ドラッグストア、調剤薬局、病院の経験を経て、実際に経営に役立ったことはありますか?

経営という意味ではドラッグストアが経験として役立ったかもしれないです。ドラッグストアではちゃんとお金を見るから。一番病院で見ないのはお金なんですよね。病院の薬剤師さんが苦手なところは扱うことがないのでお金だったり、保険やレセプトだったりするんです。別にそれが悪いとかではなく、薬局の場合は保険を扱うから、それなりにお金を見る機会はあるけど、ドラッグストアではお金は重要で、どこで利益を出すかというところまで考えていたのは、もしかしたら良い経験として活きていると思います。

_____興味本位の質問ですが、吉田さんのようにドラッグストア、調剤、病院を経験されて開局されている薬剤師さんは結構いらっしゃるのでしょうか。

どうだろう…あんまり聞かないけど、それなりにはいるんじゃないですかね(笑)
強いて言うなら、ドラッグストアか病院の経験がない人が多いかもしれません。

_____だとすると若い薬剤師さんにとっては、吉田さんの経験されてきたことはすごく役立つお話になりますね。

んー、そうなのかな。そうかもしれないですね。でも、どこがという具体的な言葉には出てこないけど。

全然、話が変わってしまうけど、ここの薬局にはクリーンベンチがあるんです。古河で唯一無菌調剤ができるクリーンベンチがある薬局になるんですけど、病院の経験があったからこそ、クリーンベンチの導入に踏み切れたかもしれないですね。

_____そうなのですね。でもその部分って患者さんには見えない部分ですよね。

そうですね。患者さんからは見えない部分かもしれないけど、薬局としての機能を整えておくことが医療として大事だと思っているからね。赤字だけど(笑)

_____ありがとうございます(笑)。続いての質問ですが、こちらの地域での取り組みについてお聞かせいただけますでしょうか。

まずやったのが、ケアカフェという取り組みです。それは、薬局アワード第一回で話をしたんですけど、要は地域の在宅医療をしているお医者さんとか、看護師さんとか、あと病院にはケースワーカーさんという地域を繋ぐ人、あと行政の人とか、もちろんケアマネさんなど、在宅医療に関わる人がとりあえず集まって、雑談するという結構雑多な会なんです。

目的は、顔が見える関係を作りましょうということです。これは元々北海道でやっていたのを単純にパクっただけなんだけどね。書類だけのやり取りや、仕事上で電話でのお話しするんだけど、じゃあ普段はどんな事をしているかとか、そんな事絶対知らないわけなんですよ。そういう人達が顔の見える関係を作るのが大事なんです。そうすることで、在宅の仕事は格段にやりやすくなります。実際北海道では、この取り組みで話の伝わる話のスピードや深さが全然変わってきていました。それを古河でも導入したいなと思って今も取り組んでいます。

それが地域医療への取り組みでもあるんだけど、今はコロナの影響で自粛していますが、今年の1月までやっていました。もう6年か7年ぐらいなるかな。2ヶ月に1回のペースで開催していました。

その後、ケアカフェで繋がっていた基幹病院のケースワーカーさんから電話がきて、一人どうしても家に帰したい人がいるんだけど、薬局だけが揃わなくて帰せないんだと相談があってね。どういう話か聞いたら、麻薬を使うんだけど、麻薬を調剤してくれる薬局がないということでした。

しかも、麻薬の量がかなり多く、病院で持続皮下注を8時間ごとにかえるから、薬局でも8時間に1回できないかと言われたんだけど、それは無理だよとなりますよね。同じ条件でないと帰せないという話だったので、じゃあどういう風にしたらいいかなと考えました。自分もその時は麻薬を調剤したことはあったんだけど、実際の持続皮下注をしたことはないから、J-HOPにどうしたらいい?どうやったら帰れる?と聞きながら方法を考えました。そこで、250mLまではいる一番大きなバルーン式ディスポーザブル注入ポンプを使えば、2日に1回の訪問で可能と分かったんです。それを病院さんに再度相談して2日に1回行くことになりました。ケアカフェをやっていて、初めての依頼だったし断るわけにもいかないのでやりました。大赤字ですけどね(笑)

_____もう、今は行っていないのですか?

1ヶ月ちょっとで亡くなってしまったんです。その患者さんは、ちょっと疎遠になった娘さんに子供が生まれるということで、なんとか家に帰れないかということでした。その時に薬局だけ揃えられなくて、ダメになりそうでしたからね。患者さんの希望を叶えるために、しっかりと準備を整えて行かせていただきました。

2日に1回、毎朝8時半に行っていました。オキファストを2日分で54本かな。すごい量だったんですよ。あの時の麻薬の支払いは150万ぐらいだったかな、ものすごく大変だったのを覚えています。いろいろと大変だったけど、あの時J-HOPに相談をしまくっていたから、おかげで対応ができたんですよね。その時の経験があったから、今は何事にもビビらない(笑)わからなかったら、J-HOPに相談しまくればいいし、その後から、他の依頼もくるようになりました。

_____その方は、娘さんのお子さんに会えたのですか?

会えましたよ。本当に余命宣告された人なのかなと思うぐらい、めちゃめちゃ元気でした。でもね、ちょうど生まれて会えたあとに病院に戻ることになって、病院に戻って1週間で亡くなってしまったんですよ。また落ち着いたら在宅に戻りましょうとお話をしていたんですけど、残念ながらそういう結果だったんですよね。本当に元気だったのに急に亡くなったから驚いたよね、食事とかもしっかり食べていたし、ピザとか食べていたもん(笑)

余命宣告を受けた人の食事制限なんかできないよね。本当はダメだよ、絶対ダメなんだけど、好きなものを食べて、それで死期が早まったとしても、じゃあ好きなものを最後まで食べられなかったとなる方がどうなのかなと思う。今思うと、確かにお孫さんを見てから、食生活が乱れていたなと思う。それまではそうでも無かったのに、急にピザを食べだしたのは衝撃的だったから覚えています。

_____本当に、いろいろな方々との出会いがあったのですね。

それは、はじめにすごく積極的に動いていたというのはあるけど、何故努力をしたかと言ったら、とにかく薬局をなんとかしなきゃいけないと思っていたから。ここで生き残っていかなきゃいけないから、そのために早め早めに何かをしないといけないな、できることは何でもやろうと。それが本当にすぐに何かに繋がるかというと、結果がすぐに出るわけじゃないからね。でも、その中で多くの人に出会い、助けてもらいましたね。

_____若い薬剤師の方も、先にいろいろとやっておいた方がいいですかね。

先に先にやっておいた方がいいですね。今だったら、少なくともオンラインを前提として考えたりとかね。それの準備とかは必要かなと思います。

_____そんな、先に先に進んでいる吉田さんですが、今取り組んでいるお笑いもその取り組みのひとつなのですか?

これは先に先にじゃないよ(笑)
お笑いはそんなの関係ないです。趣味です。好きだからってだけ(笑)

それまでもプレゼンのコンテストとか色々出ているんだけど、元々実はね、本当に人前が苦手なの。そう言うと絶対みんながお前嘘やろとしか言わないと分かっている上で言うけど、本当に薬局を始めるまで人前なんか嫌いで。前の職場の事務さんの結婚式で、その時は薬局長だったから最後に万歳三唱を言わされるというのがあって、もう緊張したね。言うことは大したことはないんだけど、披露宴が2時間半ぐらいあるでしょ。ご飯も喉を通らないし、自分はお酒は飲まないから、緊張で1/3はトイレにいた気がします。最後だから、噛んだら終わりかなと思ってね。

まぁ、ひとつきっかけがあったのは、ここで薬局を始めたということは人前に出なければいけないから、練習の一環としてプレゼンのコンテストに出たんです。人前に慣れる為にね。それから人前に立つことが多くなったんだけど、やっぱり人前で自分を作って見せているという感覚がありました。だから、プレゼンの内容を完璧に覚えたし、一言一句間違わないぐらい練習したね。初めての時は、多分100回以上は練習しました。

今でも人前で話すことがあるときは練習するけど、今はポイントが分かっているから昔に比べたら練習時間は減りましたね。けどそれぐらいきっちり練習をやっていたけど…なんだろう演技はできるけど、演技を見せている感じが相手にも伝わるんだよね。

なんて言えばいいだろう…、なんか、すごくいいこと言っているんだけど、イマイチ伝わって来ないなーって言う話ないですか?自分でもそういう風になっているのがわかっていたんだけど、どう直していいかがわかんなかったんだよね。

そんな時に、漫才をするというなかなかハードルの高いワークショップワークショップがあったんです。それに誘われて、遊びに行くよって感じで行ってみたんですよ。そしたら、その日に初めて会った人と、コンビを組んで3時間後に舞台に出るの(笑)しかも、料金を払ったお客さんも観客としているのよ。ネタも無い、コンビ名もない、初めて会った人と一緒に漫才考えるの。すごいでしょ(笑)

そこで、本当に舞台に出たんだけど、やっぱりあれはね、芸人さんがちゃんとお膳立てをしてくれるんですよ。もちろんネタはオリジナルで作るんだけど、こういう風にしたらいいよとアドバイスしてくれるし、実際にお客さんの前に出るときは、プロが自分たちのような素人を芸人の間に入れてくれて、事前に空気を作ってくれたりして、更に、ここからは素人だからみなさん学芸会を見るような目で見てください的な話を観客に振ってくれて。そのおかげでそんなに面白くないネタだと思うんだけど、ウケるんだよね。今見たらヒドイなと思うんだけど、そこで自由にできたことがすごく良くて、自分の中で人前に出ても普段の自分のままで自然に話すことが大事なんだなと思いました。

そのワークショップはもう無いんだけど、そのきっかけでお笑いをするのもって面白いなと思って、そこから、今は草お笑いコミュニティというのに入っています。草野球のお笑い版みたいな感じなんだけど、面白そうだなと思ってやっています。趣味の領域なんだけど、今後の講演とかに役立つかなと思っていてやっていますね。人前で喋れた方がいいかなと思って、始めたのがきっかけで、それによって世界は広がったかなと思います。

_____YouTubeにも取り組まれているのを拝見したのですが、こちらのYouTubeは一般の人にも見てもらいたいという意図なのか、それとも薬剤師さんに見てもらいたいという狙いなのでしょうか。

山口勉さんと一緒にやっています。本当は二人でラジオ番組をする予定だったんだけど、コロナの影響とかあってなくなったのと、やるはずだったラジオ局が潰れると言うのでなくなったんです。

ラジオの話はなくなっちゃったけど、でもちょっと二人で喋ると結構面白いから聞いてもらおうよ、せっかくだし、練習の成果だし、ということでYouTubeを始めたんです。

ちゃんとスキル維持のためにやろうということと、もう一つは薬剤師って日陰の存在なことが多くて、話が薬剤師内だけでしか広がらないんだよね。だから、いろいろな人に薬剤師の存在を知ってもらう為にやってみようということでYouTubeを始めたのがきっかけです。いろんなことをやっている薬剤師はいるんだから、そんな薬剤師を知ってもらい、薬剤師が役立てることはいっぱいあるよということを発信していきたいですね。

それに、この二人でやったら薬剤師が関係しているラジオ番組と全然違うものができるねっていう話になったんですよね。

薬剤師が出演しているラジオ番組自体はあるんだけど、正直難しい話で一般の人にあまり伝わっていないんじゃないかなと。そこを変えたいと思って、みんなに伝わるラジオ番組にしたかったんですね。まぁラジオ番組はなくなったけど、YouTubeでそれをできたらと思っています。

_____ありがとうございます(笑)次の質問なのですが、今コロナウィルスが蔓延していますが、とても大変な時期だと思うんですけど、今頑張っている若手薬剤師さんがどうやったら乗り越えられるかなど今吉田さんが考えていることをお聞かせいただけますか。

恐らくコロナによって、世の中がどうなるかと言ったら、遠隔は必須になってくると思っています。それは今までも言われていて、すごく時間をかけて進むのかなと思っていたんだけど、おそらく今回のコロナの影響で早まる可能性が出てくるかなと思っています。
ということは、どういう風にコミュニケーションをして、薬のアフターフォローとかしていけばいいかということが、今後必要になってくるだろうと思います。自分も全然目処がついているわけじゃなくてそれは今から試行錯誤なんだけど、それをしていこうと思うことが一番大事かなと思います。
これから遠隔になったと言っても、変わってくるのは時間的な問題だったりとか、ツール的な問題だったりとかだと思うので、薬局で何がいいかと考えておいた方がいいかなと思います。
また、薬局だったら、おそらく調剤だけで生計を立てるのは難しくなる時代になるのかなって思ってね。あともう一つ何かで生計を立てるものを持っていて欲しいなと思います。
最終的にAmazonとの勝負になるかなと思っていて、恐らくAmazon薬局というのができて、病院や薬局もオンラインで処方・調剤できるんじゃないかなと思います。実際にそうなるかわからないけど、そうなった時に処方箋の40枚縛りがあるから条件的には、今はまだ戦える条件になっていて、その場合は最終的に薬剤師が個で選ばれる時代になってくるんじゃないかなと思っています。同じ条件だったら何か光っている人の方がめ、いろんな人から選んでもらえるんじゃないかなって。

薬剤師個人の個性やスキルは磨いておいた方がいいと思っていて、それがいつ役立つか本当にわからないけど、どこかで役立つことが出てくると思います。ジャンルは何でもいいから、とにかく薬剤師だけで生きようとするというのは厳しい時代になってくるから、これからの時代に備えて準備をされるといいんじゃないですかね。

_____ありがとうございます。最後の質問です。吉田さんの薬剤師としての理念と強みを教えていただけますか。

理念というと難しくて、最初のなくすりーなの話に集約されちゃうかなと思うんだけど、不必要な薬や薬の不安を無くすといった、薬剤師としての知識や技術を世の中でもっと活かすことができればみんなが健康で幸せになれるかなと思っています。そして大きなお話になってしまうけど、せっかく自分が薬剤師であるんだから、薬剤師として貢献をして、世の中を良くできたらなという想いはあります。

あとは強みってなんだろうな…強みって考えると、人から言われるのは決断が早いって言われますね。あまり、へこんだり悩んだりはしないので、それが決断の早さに繋がっているかも知れません。あと、一度決めてしまえばそれに向かって一生懸命突き進むことでしょうか。それこそ疲れ知らずで(笑)

_____本日はありがとうございました!

ありがとうございました。

(編集より)
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