池袋セルフメディケーション 東京都豊島区

フリー薬剤師.comでは、夢を追いかけている薬剤師・薬学生を応援しています。
また、夢を持つ薬剤師を応援する薬局経営者も紹介をしていきたいと考えています。
志の高い薬局を中心に、素敵な薬剤師になれる。人としての成長ができる。そんな薬局をフリー薬剤師.comでは
インタビュー形式で紹介をしていきます。
共感・共鳴できた薬局には勇気をもって一歩踏み出してみてください。小さな一歩が人生を変えるきっかけになると思います。今回、東京都豊島区にある”池袋セルフメディケーション”の経営者 長澤育弘さんに取材しましたので、夢を叶えたい薬剤師さんにとって素敵な薬局と感じて頂けたら嬉しいです。

―――――池袋セルフメディケーションとはどんな薬局かお聞かせ下さい。
処方箋なしで薬を販売するというのを全国でも珍しく堂々とやっている所の1つですね。いろいろなお客様のニーズに合わせて医薬品を販売するという言う意味では薬剤師本来の仕事なんじゃないかなと思っています。
あと一番こだわった部分は薬を早く受け取れることです。それと安いことですね。こういう薬局を利用したいのはどういう人だろうなって思った時に、いろいろな人に聞いてみたんですけど、結論は病院に行く時間が取れないという人が多いんですよ。

ぶっちゃけた話、そういう方は値段はどうも問題ではないみたいなんです。付随的な作用でうちは安くなるんですよね。やっぱり普通の業態だと診察料や処方箋料や検査代が掛かって、その3割が患者さんの負担になります。病院での支払いがあった上でさらに薬代と調剤基本料と服薬管理指導料などがプラスされるわけです。合わせていくらかということもですが、それに対して結構な時間が掛かるわけですよ。例えば、薬のみが欲しい場合であっても掛かる時間はあまり変わりませんよね。これって「時間もコストもとっても無駄じゃないですか?」というのが最初に思ったことです。

それでここを削った場合にどういう薬局の展開ができるかと考えた時にこれしかなかったですね。あとはこの場所はかなり探してこの場所になったんですけど、まず駅から歩ける範囲内でかつターミナリティーがないと意味がないですね。
例えば、帰る途中とかもしくは職場の近くにこういう薬局があれば使いたいと思うんですよね。病院にわざわざ行かなくてもこの薬と分かっていれば買えるわけですから。このタイプの薬局の場合はとくに交通の便が良いところにつくるって言うのはやっぱり大事なことなのかなと思います。

あとは調剤薬局だと病院の前の立地が必要ですが、このタイプの薬局は関係無いんですよ、言ってしまえば場所はどこでも良いということです。病院との関係性がないので、病院からの指図などが一切ないっていうのは多分他の薬局とは圧倒的に違う部分かなと思っています。処方元が存在しないので完全にこちらの主導で、ドラッグストアのような感じで薬を売れるんですよね。例えばAさんという人が疾患Bに罹っていたとするじゃないですか。BになったときにCっていう薬を使えば治るっていう経験が存在したとして、この薬が医療用医薬品だった場合は病院に行かないと今の仕組みだともらえない訳ですよ。例えAさんがこの症状にはこの薬だというのが分かっていたとしても毎回病院で言わなきゃいけないっていうのが今の医療制度なんです。

でもこれを保健所の見解の中で対応するにはこのAさんは病院に行くか、もしくはOTCで治さなきゃいけないって言うことになっちゃうんですね。Aさんの疾患に例えばDという薬があったとして、その疾患に対してこれを使ってみて治るならいいんですよ。Cという薬は使ったことがあって副作用もなくて尚且つこの症状に効くとわかっている訳ですが、このOTCのDという薬はまず使ったことがない、つまりどういう副作用が出るかもわからない、そして効くかどうかもわからないということです。それでもDを使えって言うんですよね。それっておかしくないですか?と思ったわけですよ。病院に行ければいいですが、うちに来る患者さんはそもそも病院に行く暇がなかったり、保険証がなかったりとかそういうパターンが多いですね。

自分も仕事をやっていて思うんですけど、病院に行くって大変なんですよ。ただでさえ途中で抜けますとか言えるような環境じゃないような職場もありますし、職場に迷惑を掛けちゃいけないみたいな感じで病院に行けなかったりするみたいです。しかも病院に行くとすごく時間が掛かりますよね。病院に行くためだけに休みを取らなきゃいけないってなると、病院に行くっていう選択肢が最初からないという人も結構いるんですよね。特に忙しいビジネスマンの方などは病院に行く暇なんかないと言っていますよね。

―――――病院にかかっている方で働き盛りの方はあまり多くないですもんね。

さっきも言ったように現状ではステロイドはもちろんですが、かゆみ止めの塗り薬でさえも病院にかからないともらえないですからね。繰り返しになりますが、ビジネスマンで忙しいAさんが、でもCとDという薬しか選択肢がないっていう時にどうしてもやっぱり病院に行けないという時も絶対あると思うんです。その時にCという薬は副作用がなくて使ったこともあって効果もあるのがわかっています。とにかく確実に効いて副作用もないのがわかっている薬があるのに効くかどうかわからない副作用もあるかわからない薬をお勧めするのとどちらが正しいですかっていう時に要はもうひとつの選択肢として病院に行かずに買うっていうのがあってもいいんじゃないかという想いでこの薬局を立ち上げました。今、振り返ってみればという感じなので後付けかも知れませんが(笑)

―――――立ち上げる前の構想期間、そしていつオープンして今どれくらい経過しているのかをお聞かせ下さい。

構想期間ですか・・・、そもそもふんわりと起業しようとは思っていたんですけど。実質2ヶ月くらいで全部準備をしたんです(笑)9月27日でちょうど2年です

―――――行動力がすごいですね。

車を買おうとしていたのですが納車待ち6ヶ月って言われて、そんなに待てるかと思って一旦買うのをやめたんですよ(笑)その余ったお金は何に使おうかと思っていたのでちょうどいいやって(笑)色々と タイミングが重なったんですよね、きっと。

―――――処方箋のいらない薬局ということですが、一番注力されている取り組みは何ですか?

セルフメディケーションの促進です。元々、自己治療みたいな意味があるらしいんですけど、今国は OTC を使ってのセルフメディケーションを推奨しているんですね。でも本当のセルフメディケーションって全部含めて自分で治すっていう意味だと思うんです。アメリカとかだったら自分で効くと思ったら処方箋を何回も使ったりするんですよ、そもそも。毎回受診せずとも医療用の薬で自己治療できるんですね。診察なしで薬をもらって帰るというのが世界的に普通なんですが、それができないのは日本だけなんですよ。中国ですら普通に薬局に行けばちょっとお金を払えば買えますから。中国はガチンコのセルフメディケーションですよ。なぜなら病院が信用できないっていう(笑)アジアも時々行ったりしていますけど、日本のような制度を取っている国自体が少ないんですよね。処方箋は1回しか使えないし、忙しくても毎回病院にかからなきゃいけないし、かと言って夜開いている病院が多いわけでもない。でもこれは世界的に相当恵まれているんですよ。お金の心配をせずに病院に行けるという国ってなかなかないですよね。世界でも類を見ないくらい手厚い医療を実施しているんです。でもこの先もずっと日本が裕福かって考えた時にどんどん貧乏になるだろうと肌でわかるじゃないですか。

―――――国自体がですね。

お年寄りも増えるし、税収は減るし、社会保障費もどんどん増えているけど保険料は上げられない。上がったとして負担が増えるとその分景気が失速するという悪循環になります。その中で世界有数の手厚い医療が維持できるのかなって思った時にまぁ無理だろうと思う訳です。薬局の調剤だけやって生きていくのがまず不可能になってくるのは間違いないって思っています。なので、この薬局でやろうとしているのはセルフメディケーションを進めることなんですね。これまでの社会保障制度では手厚い医療が施されていたんですよ。どの薬も高い薬とか安い薬とか意識せずもらえるし、しかも窓口負担は数百円だったりしますしね。そんな状態は長くは続かない。社会保険料が上がるかもしくは自己負担が増えるか、もしくはどっちも増えるか。社会保険料がどんどん上がって、それが耐えられないって話になって結局下げるって方向になると思うんですよね。そうなった時に何を増やすんですかっていったら自己負担が上がる、もしくは薬剤師とか医師とか医療職の給料が削られる。給料を削られると間違いなくサービスの質が落ちるんですよね。安いお給料で懇切丁寧なおもてなしが出来るような世の中お花畑ではないので。たくさん数を捌いてどうこうという感じになっていくと思うんですよね。そうなると当然医療サービスも期待できなくなっちゃう。なった時に自分で自分を治療できる手段があった方がいいよねっていうことです。それでその手段の一つとしてこういうのを進めていきたいなと思ってやっています。

―――――そういう未来が来るということを考えるとちょっとしたことで病院に行こうという人たちはセルフメディケーション、自己管理が出来ていないことが顕著に出るんでしょうね。

まぁどうかわかんないですけど風邪だから病院に行こうみたいな状況は今後多分なくなってくるんじゃないかと思います。

職能とかも変わってくると思うんですよね。薬剤師ってもともとセルフメディケーションを促進するのが役目だったのにもかかわらず、それができていないように思います。今の調剤薬局という形だけで残っているのは絶対きつくなると思うんですよね。そうなった時にセルフメディケーションとかそういう部分をやらなければいけないっていうか、そもそももともとやるべきだったものを、利益重視で切り捨てた部分を戻さなきゃいけなくなってくると思うんですよ。おそらくですけど調剤の点数が削られ、これだけじゃやっていけんぞって話になった時に自分でOTCを売ったり、それだけだとドラッグストアに勝てないので、それなら薬局の医療用医薬品とかを売ろうかみたいな感じに確実になるんですよ。ドラッグストアで売れるような薬じゃなくて、もうちょっと管理が必要な薬、それこそ血圧の薬とかそういう自己治療みたいな方向へ。本当に自己治療に必要な薬のラインナップがどんどん増えていくと思います。そういうのにどんどんシフトしていくと思っていて。この薬局は言ってしまえばそれの実験みたいなものなんです。

―――――薬剤師になろうと思ったきっかけと、自分はここが強いなというストロングポイントがあったら教えて下さい。

これがですね、偶然ですよ、これも全部。僕はもともとリハビリ専門の専門学校にいたんですよ。OTのほうです。そして、そもそも製材所で働く予定だったんですよ。

―――――製材所ですか?

材木とかを加工する工場です。家の前の川を挟んで真向いに製材所があってそこの息子が高校の時の1つ下の後輩で。よく遊んでいて卒業したら製材所に来いよみたいな感じで言ってくれていたんで、まぁ行ってもいいかなって思っていました。そもそも勉強は全然しなかったんですね、英語の点数が県で2番になったんですよ。すごくないですか?

―――――すごい、英語は得意なんですね!

下からです(笑)0点のやつは多分何も書いてないんですよ。なので、実質は県でビリだったんです。つまり相当勉強をしていなかったんですね。まあ、本当に勉強しない高校生でしたね、ずっとネトゲばっかりやっていて。そんなでしたが生物と化学だけは得意でした。成績も悪かったんですが製材所に行くつもりだったのでまあいいやと思っていたんですけど、親が何でもいいからとにかく進学だけはしてくれと泣きついてきて・・・。自分は行きたくないって言っていたんですけど絶縁するとか言われて仕方なく進学することになりました。それで結局入ったのがリハビリテーションの専門学校でした。専門学校しか引っかからないんですね。お前の成績で大学は無理みたいな感じだったんで大学を一つも受けませんでした。そのまま専門学校に入ったんですが・・・。入学後のオリエンテーションてあるじゃないですか。2日目に学校が持っている隣の老人ホームに行って見学したんですよね。そこでOTの人がおじいちゃんが積み木を重ねて5個ぐらいになったらいきなり「良く出来ました!」って拍手をするんですよ。作業療法なんでそれはそうなんですけど全く興味を持てなくて、自分には出来ないと思って次の日から学校に行かなくなっちゃいました。その一週間後ぐらいに居酒屋で近くの大学生となんかよくわかんないですけど仲良くなって、その大学生がパチンコをよく打つんだみたいな話をしていて、そこから一緒にパチンコに行くようになったんです。

―――――学生さんですか?

学生さんですね。そこからパチンカス生活が始まって(笑)偶然なんですけどパチンカスの1人が本当は東京の大学の法学部に行きたかったみたいなんですよね。でも落ちたみたいで。で、もう一度大学を受けるって話になったんですよね。その時の自分は相当パチンカス生活していたんですけど結構これが上手く当たっていて。当時はめちゃくちゃ出てたんで(笑)パチンコで結構貯金が貯まっていたんですよ。

―――――パチプロに近かったんですか?

もうセミプロ状態でしたね(笑)たぶんその時300万円くらい貯金があったんですよ。

―――――えぇーっ!!

1日 6万ぐらい儲けたんですよ。

―――――毎日行っていたのですか?

はい、毎日5人から7人ぐらいのグループで行っていました。いくつかのお店のデータを全員で取るんですよ。

―――――当時からビッグデータとディープラーニングをしていたんですか?(笑)

そんな大層なもんじゃないですけど(笑)まあ傾向とかは見ていましたね。今は絶対やろうと思わないですけど。パチンコが出るって時代だったので仕事できるぐらい儲かった時期が本当にあったんですよね。そういうのでお金がどんどん貯まっていきました。そんな時に再受験するって言った仲間の一人が、去年受験したときに一度行っただけだから一人で行くのが不安なので新幹線代を出すから一緒について来てと言われたんですよね。東京にも行きたかったんで付いて行きました。でも自分も折角だからどこか受けようと思って大学を受けることになったんです。

―――――ターニングポイントですね。

それで受けようと思ったのが早稲田と拓殖と帝京だったんですよ。早稲田、たぶん運だけじゃ通らないって思っていました。拓殖は当時聞いたこと無くて何だそれみたいな感じでしたね。帝京はちょっと文字れば東京って聞こえなくもないし(笑)いいかなみたいな。

―――――思い出受験だったんですか?

1回の受験料が2万5000円とかだったんであわよくばとかは思っていましたけど(笑)これで落ちたらもうパチンカス決定だぜ、一生パチプロで生きていくみたいに思って受けたんですよね。ですが、入試問題はものの見事にわかんなかったですね。でも帝京大学がマークシートだったのが幸運でした。自分は運が良いので、マークシートの引きの強さって半端ないんですよ(笑)4年制の最後の年で倍率が15倍とかあったらしいんですけど、なぜか試験に通って今に至るんですね。運ですね、マジで。

―――――国家試験も一発でしたか?

一発ですね。マークシートでしたから(笑)

―――――直感で生きて来られたんですかね。

直感です。直感というか、あんまりよく考えないです。だから先輩にも結構怒られますしね(笑)例えば、直感的に必要だって思ったものも後回しにしちゃうんですよね。それまだやってないんですかとかめっちゃよく言われます。タスクが多いときは重要事項でも忘れてしまうことが多いです

―――――でも国家試験を一回で通った訳ですから勉強もそこそこ頑張ったんじゃないですか?

確かに最後の年はさすがに1日12時間ぐらい勉強していましたね。もともと化学と生物と数学は得意だったんですよ。だからなんとなく2択ぐらいまでは絞れるんです。国家試験も結局そうでしたけどね。化学の偏差値は70だったんですよ。

―――――だから薬学部に入れたんですね!

確かに。他が本当にダメだったんですよ。

―――――大学によっては試験科目に数学がないところもありますよね?

数学は要りますね。数学をやっていなかった人は大学に入ってから苦労したかも知れません。薬学部は結構無駄なことも多いように感じます。薬の研究とかする部分とごっちゃになっていたんですよね。今は薬剤師って病院でもひたすら薬の計算をしたりしていますが。ああいう計算は必要だと思いますけど、何々の粉が5mgで100ml の液体に溶かしたら1ml あたり何mgであの人は何 kgだからこの液体は何ml必要みたいな。抗がん剤の調剤を毎日やっていて、最初は複雑すぎるって思っていたんですけど最終的に暗算で出来るようになったんで、慣れですね。参考書一冊新幹線の中で読みましたけど、大学受験の最初の試験に関しては確実に運です。全然勉強してなかったですから。

―――――運は強みですか?

運だけは間違いなく他の人より強いです。

―――――こわいもの無しですね。

こわいですよ(笑)薬剤師として最近思いますけど、なんかこう安全性を守ることとか色々言ったりしていますけど、なんかあんまりしっくりこなくて。日本の薬ってもともとそこそこ安全なんですよ。偽物も無いですしね。他の国だったら偽物を見分けたりしなければいけない場面が当然のものとしてある環境なんです。ただ日本の場合は完全にシステムになっちゃっているんで、薬出すだけってよく揶揄されますけど。本当はちゃんと監査してチェックして保険請求とか色々面倒くさいことをしているんですけど一般の方には分からないですよね。あれだけの薬を一括して管理するコストを無視して薬局は出しているだけって言うけど、それだけでも結構大変なんですよ。大変なんですけど実際バッシング受けていて・・・。確かにそういうもんなんだから仕方ないと思ってしまうんですけど、なので薬剤師じゃなくて薬屋って自分で思うようにしているんです。

―――――薬屋さん?

自分は薬剤師っていうよりは薬屋だからって思っています。なので、OTCを勧めることもあるんですよ。例えば口角炎とかになっている人に良い薬はないですかと言われた時に、うちにもあるにはあるんですけど、コンビニのビタミンドリンクが自分的には一番効くと思っていて。医療用とかになっちゃうと100錠単位で売らなきゃいけないので高いんですよね、1,500円とかしてしまいます。効果があるんだったら、継続して飲んだほうがいいですのでビタミンドリンクの方が続けやすいですよね。それこっちの方がいいんじゃないですかっていう感じでうちに売っている商品に限らず薬のことを知っていて、正しく伝えるみたいな立場を目指していきたいなと考えています。でもこれだけだと確かにお金が取れないんでそういう仕組みがあればいいなって思いますね。

―――――薬局で相談に乗ってあげたことに関してのフィーは無いですからね。

無いですね。

―――――調剤薬局でも重複した薬が処方されていて、それを医師に伝えた結果、処方箋自体がなくなってしまった場合には、何の報酬もないですからね。

そうなんですよ。だからちょっと難しいんですけど、薬局って流通の側面もあるんですよ。それを医療に当てはめているからよくわからないことになっているんじゃないかな。流通でもう完全に振り切っちゃった方が逆に違和感がないんじゃないかと思う。管理指導費とかあるじゃないですか。あれも医薬品保管費とかしっくりした名前にすればね。薬局は必要なんですよ、確実に。必要ないような感じで今言っちゃっていましたけど、確実にいるんです。だけどもうちょっと本質に立ち返った業務をすべきな気もしなくもないですけど。たった1店舗しかしてない自分がこんなことを言っても説得力がないですけどね。

―――――いやわかりやすいです。考えずにただ薬を患者さんにお渡ししている薬局もありますよね。

中にいる薬剤師もそれを意識してないんですよね。ただ出すだけでお金もらえるからやっている。実際それは必要なんですよ。でも中の薬剤師がそれを意識しないんで、自分たちは必要ない、薬を出しているだけなんだと思いながらやっているからモチベーションがだんだん下がっていってるんですよね。だから自分で薬をどうこうしたいとかそういう流れにもっていきにくい。薬剤師って医療職であるのに流通でもあるんで、そういった部分に目を向けて、そのまま薬局の商品売るだけでもいい訳です。それで多少なりとも患者さんは助かるわけですよ。世間の流れ的にたぶんそんな方向になって行くんで例え自分がしてもしなくてもそうなると思います。どっちかって言うと流れに身を任せているだけですね。

―――――でも長澤さんはやってみようという気持ちになったら早いですね。これを読んで長澤さんに興味を持つ方が出てくると思うのですが、零売薬局をやる上で向いている薬剤師像、どういう人が向いていると思われますか?

思考が柔らかい方、あと取り敢えずやってみようという精神の方ですかね。開業支援もさせて頂きますので、ぜひご連絡をいただければと思います。ぜひ店長になって下さい!でもお給料は今のところ、そんなに・・・ですけど(笑)

―――――でも自分で頑張れば、お給料も上がるかも知れませんね。

そうですね。自分次第だと思います。あと薬屋っていう意識で全部やっていますね。

―――――それは、フリー薬剤師.comの理念にも通じますね。薬屋という意識が出来るか出来ないか。それぞれのお店で自分は何をするべきなのか考えることが必要ですよね。

そもそも流通業と思って薬局をやっているので、小売業でもありますけど。これだけじゃなくてもいいわけじゃないですか。いろんな売る方法があっていいと思うんですよね。OTCを売ってもいいし、他に何か売りものがあればなおいいですよね。個人でやっているドラックストアみたいな感じじゃないですかね。ドラッグストアでいいんじゃないかと思うんですけど、インタラクティブ度が違いますよね。病院の薬を買えるっていう薬局をやっていて、それをセルフメディケーションって方向に向けて行きたいですね。
必要なものを必要なぶんだけ提供する。結局は治らないと意味がないんですよ。薬局って薬を出すとこなんですよね。出すとこなんですけど患者さんが治らないと意味がないので、それはこっちも一生懸命考えて薬を選びますね。段階的に薬を変えていって治ればそれでいいですし、その薬でもし治らなければ病院に行って下さいって伝えます。

池袋セルフメディケーションさんへのお問い合わせについて、お気軽に下記お問い合わせフォームよりご連絡ください

お問い合わせはこちら